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フィレンツェくらしと彫金くらし

霧の効用

朝から午後現在14時(陽が沈むのがだいたい16時半過ぎ)

フィレンツェの街の霧は晴れない。

 

朝、目覚めて窓を開けてあたりは真っ白。

いつもは見える庭も微かにうっすらと見えるだけ。

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静かだ…

 

何だかやっと年始を感じることができた気がする。

わたしの新年のはじまりは静けさからなのだ。とわかった。

 

ここ最近は必要がない限りは外へ出たいとはあまり思わないのだけれど

きょうは外を歩きたいと朝ごはんを食べでからすぐに外出した。

 

明日は日曜日、明後日月曜日は祝日で市場はお休みだし

野菜を買いにサンタンブロージョの市場へ。

(土曜日はいつも買い物する人でたくさんで避けるけれど)

 

帰路の途中でお昼の鐘がなる。

久々に外食をしてみるかと前から気になっていたお店へ。

一皿に三種のお料理を盛ってもらう。

アスパラガスのパスタ

じゃがいものトマト煮込み

ほうれん草を塩味に湯がいたもの

 

年始を感じて外食するなんてしあわせだな〜

セールがはじまりごちゃごちゃしている街を歩いていても

何だかいつもより疲れなかった。

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やっぱり霧はまだ晴れていない。

もう今日は一日中霧の中なのかも。