街の光
フィレンツェのイルミネーションは確か11月の半ばごろから
街中で準備され、細かい通りにもそれぞれ異なる装飾のものが設置されていた。
ナターレが終われば取り外されるかと思いきや
お正月を過ぎ明日まで点灯さてれるそう。
夜の景色の一部になっていたたくさんの光がいきなり火曜から
無くなるときっと夜道が暗く寂しい感じだろう。
しかもこれからどんどん寒くなるだろうし…
まだ陽が沈むのも早い。
学校帰りもまだまだ暗い。
ということできょう日曜の夜カメラを持って外へ。
記念に撮ってきた。
年末年始の休暇も終わりに近づき観光客も減ったかと思いきや
変わりなく…今度はセールのためか人だかり。
フィレンツェで人が減るのはいつなんだ!とため息…
経験上1月後半から2月は少ないはず。だけど。
その時期に色々美術館へ行けたらと思ってる。
待ちの行列に並ばなくてよいとき。
前回フィレンツェに来た時も2月にかのウフィツィ美術館へ行ったりした。
…そうだ
確かにイルミネーションの光は明るくてキラキラ毎日眺めて歩くのが
嬉しかったけれど
フィレンツェは街の古い建物、そして絵画や彫刻…それぞれが街に
あるもの。まさに光ってる。
時間が経ち、古くなればなるほどにさらに光を放つ。
それらを支えているこの街の職人の人たちへの敬意。
彼らのお陰でこの街は生きている。