io m.m

フィレンツェくらしと彫金くらし

日曜日

今朝7時半ごろに目が覚めたけれど

1時間半くらい布団のなかでごろごろしていた。

 

きっと大家さんはなんで起きて来ないんだろうと思っていただろう。

 

昨晩わたしがいつもより遅めに晩御飯を食べていたら

一緒に住んでるスペインの子がそれを見て

どうしたの?なにかあったの?

と、わたしのおでこに手を当てた。

大家さんと一緒に笑っていた。

 

だいたいいつも規則正しいわたし。

二人には鶏と言われたことがある。

 

特別それを意識しているわけではない。

学校へ行く時間に間に合うように起床、朝ごはんを食べ

学校から夕方戻るとお腹が減ってるので食べる。

それだけ。

 

でも、こちらで暮らして4ヶ月が経とうとしてるけど

二人の暮らしを見てると、決まった時間にというのはあまり多くないかもしれない。

 

大家さんはまだ規則的なところがあるけれど(お仕事してるからかな)

スペインの子は今だにあまり予測できない。

(外出が多いからかもしれないけど)

ご飯の時間も寝る時間も。

学校へも行ったり行かなかったり。

自由。

 

そんな二人からしたらわたしは鶏的生活なのかも。

 

でも今朝はかなり遅め。朝10時ごろに朝ごはん。

 

今日はパンを買いに出かけないと。

面倒くさいけど…。

 

昨晩大家さんが話していたけれど

大家さんの知り合いで中国の人たちと働いてる人がいるみたいで

その中国の人たち休みの日に殆ど外出しないようにしているらしい…。

 

わたしの学校の中国の友だちもそう。

 

わたしもあまり外出をしたくないと思うことが最近多い。

差別的なことを言われたとかではないけれど…

何となく。

 

友だちの彼はフランスに旅行したときに嫌な言葉をかけられたそう。

 

そのことを大家さんとスペインの子に話したら

stupido!(愚か者)って言ってた。

 

スペインの子も気遣ってくれるし

大家さんは気を使って、わたしが行きやすいであろうカフェをいくつか教えてくれたり。

 

同じ建物に住んでて、こちらに到着したばかりのときに

部屋まで荷物を運ぶのを手伝ってくれたシニューラも

いつも通り気持ちよく挨拶をしてくれる。

 

リッカルドもいつもとおんなじ。

可愛いおじいちゃんスマイル。

 

差別されるかも…という嫌な気持ちもあるけれど

もし差別されたとしても

気持ちをそこへ取られないことが大切なのかな。

 

いつも親しく接してくれる人たちへの気持ちが大切。