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フィレンツェくらしと彫金くらし

ポッケのなかのどんぐり

昨日は彫りのレッスン。

去年の秋、来たばかりのときに広場で拾ったどんぐりに

やっと彫りができる。

 

前にも書いたかも、今彫りで興味があるのは植物や果物の彫りと動物の毛並みの彫り。

 

どんな彫り方をすのだろう、リッカルドに朝一一番で聴く。

(だいたい一番乗り)

なるほどぉー楽しい。

 

リガータ(洋彫りの道具。細かい筋が何本も入っているもの)で細かく真っ直ぐ長く

線を彫るのは難しい。

前回はその彫り感覚をつかめないまま帰国したけれど

昨日どんぐりに彫ったときはなんとなくいい感覚に近づけた気がした。

 

枝の方にも彫りをいれ、リッカルドがいぶす?と言ったので

「うん。いぶす」

リッカルドの進言は今のところ素直に聴くw。

 

彫りを入れたものをいぶすのははじめて、どんな感じになるのか?

まるで小学生のころの図工の時間のようなわくわく。

(わたしの中にはまだこのころの感覚でものづくりをしているところがある。

あのころが続いてる感じ)

 

いぶしたものを見たとき

どんぐりを見つけたときに似たときめきがあった。

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だからそれをポケットに入れて帰宅した。

(気に入るといつでも取り出して見たいのでポケットに入れとくことが多い)

 

これはペンダントになるので

あとはチェーンも少しだけいぶす。

木曜日にできあがったらいいな。

 

今度はポッケにではなく、身に付けて帰宅したい。