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フィレンツェくらしと彫金くらし

水曜の夕方

もうじき日が沈む。

陽が長くなって、今は大体18時半過ぎごろに暗くなってくる。

 

わたしの居る部屋は午後の陽射しが強くて

今は日差しの移動に合わせて、わたしも暖を取るために移動する。

けれどもこの陽射し…夏はかなりやばいと思う。

今でさえ、ただでさえイタリアの陽射しは強い。

日本とは大違い。しかもわたしは山陰育ち…

 

サングラスが本当に必要なのかと思っていたけれど

必要。

歩いていると眩しすぎて前が見えないから…

 

大家さん曰くこの陽射しで、イタリアはさらに美しくなる。

海も街の景色も、空の青さも。

 

今日、昼ご飯を食べていたときに

座っていたところから大家さんの部屋に射し込む光が見えて。

今起こっていることが嘘なんじゃないかと思った。

晴れたいつもの暮らし。

このままいつものイタリアの夏が来る。とそう思った。

 

午後は少しだけ作業をした。

(目の疲れが半端なくて、首と肩を休めるため)

まだ終わってないけれど彫ったのは塔。

塔を彫るのは2回目なのであたふたと色々確認しながらの彫り。

 

でも…ここはリッカルドに聴きたいというところになって

ストップ…。

進めなくなった。

 

ので、次また異なるものを彫ろうと思う。

今晩寝るまでのところで紋章の本を見て決めようか

リッカルドに教えてもらって一緒に彫ったものを

もう一度彫ろうか。

 

さて、そろそろ夕飯の仕度を。