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フィレンツェくらしと彫金くらし

継続…

イタリアの大規模な封鎖は復活祭明けごろまで延長される

ことになったと大家さん。

 

あと2週間くらい。4月半ばまで。

 

それでもおそらく全てのお店を開けたり

学校を再開することは難しいと。

 

昨晩大家さんと話しをしていて

フィレンツェにはたくさんのレンストランやトラットリア、バールなど

外食するところがあるけれど

その大半は観光客の人たちが来るからこそ存在している。

住民の人が毎日外食するわけでもない。

通常のときで週に一度くらいかなと。

(今の状態で景気が悪くなると、もしレストランなどが再開しても

懐の状態が心配で住民の人も良くて月一くらいではなかろうかと…)

 

でも今回のことでフィレンツェに来る観光客の人は…

おそらく封鎖が解かれたとしても

しばらくは戻ってこないだろうと。

留学生も同じくだろう。

 

とすると…大家さん曰く

半分くらいのお店が閉めることになるのではと…

とすると…失業者で溢れる。

 

観光業で成り立ってきた街は…本当に大変なことに。

 

外食のお店だけではなくて

ホテルやアパートなど観光客や留学生に宿を提供しているところも

厳しくなっているそう。

 

このような状況になる前

フィレンツェにお家をいくつも持ってる人

フィレンツェは人の渡来が途切れることがないから

安泰でいいなあと思っていた。

 

けれど今はそんな状況がひっくり返ってしまった。

 

これからこの街がどのように再開していくのか。

 

4月は本来観光シーズン。

ポンテベッキオは人だかりで

なかなか通ることができない時期。

 

今はポンテベッキオまでふらっと行くことさえできない。

 

今朝もいい天気で庭師のおじさんは早めから庭仕事をはじめてる。

わたしは今日は指輪の彫りのつづき。

側面に葡萄の彫りを入れてる。

 

これが彫りあがったら

別のサイドの彫りもしようかと思ってるところ。

余白なしの指輪…。

どうだろうか。。。