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フィレンツェくらしと彫金くらし

…そのまえに

晦日その③を書く前に…

 

2020年あけましておめでとうございます。

もう2日の夜…日本はもう3日。

お正月の三が日はどうしてこうも早いのか。

 

イタリアの年越しは…部屋にいた。

0時をまわると一斉に街は花火と爆竹の音で揺れていた。

フィレンツェに宿る昔々の偉大なる芸術家の皆さんの魂は

これをどう思っているのだろうか…と思うくらいに凄かった。

 

で、耳栓をしながら寝についたわけです。

大家さんがあなた若いんだから行って来なさいと!

その爆竹と人々のにぎわいの中へ。NO!NO!NO!

 

ここで年末年始を過ごしたいちばんに感じたのは

この時期は日本で過ごしたいということ。

わたしは寒く静かなところに響く鐘の音を聴きながら

ゆく年くる年」を観ながら時が移るのを感じたいということ。

 

イタリアに来てはじめて日本の良さを感じた。

 

元旦は普通に起床して

まずは2020の手帳の準備し

お昼からは友人のお宅でお食事会。

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まさかお雑煮を食べれるなんて、幸運。

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その他にもたくさんのご馳走をいただきながら陽が沈むまで

女性たちのお話しはつづく。

 

夜は…ベッドの上で、箱根駅伝のスタート第1区を少しだけ観て寝た。

何ともつながる世の中になったもので

あるアプリのお陰で日本の番組をリアルタイムで観ることができるという。

今晩も寝る前に復路のスタートは観るつもり。

 

2日の今日は何処にもでかけず。

そのアプリで元旦にハイビジョンで放送していた「男はつらいよ」を観た。

好きだよ寅さん。

2日からはもうこちらは普通モードでお正月を感じることは全くない。

 

まあしかし

今年の元旦

めまいなく起床できてほっとした。

去年の元旦は目を覚ました瞬間…くるくるくる…

あんなにめまいがしたのははじめてで。

トイレへ行くのに起き上がることさえやっと。

食べることもできず。

新年早々にかかりつけのクリニックへ行くことになったという…

 

なので平和な元旦で本当によかった。